開発環境(Delphi)内の特定ののファイルにコードを追記
することで、その環境でコンパイルされたすべてのプログラム
に影響を与えるというものなので、現在かなりの数のプログラムが
被害を受けているようです。(私見では、Delphi で開発されたツール
でも、シェアウェアが特に被害を受けている印象があります。)
ここで紹介している他のプログラムでは、Glary Utilities の
一つ前のバージョンに見つかったようです。
(現在のバージョンでは対策済みです)
関連記事:
[Glary Forum(英文)]
http://forum.glarysoft.com/viewtopic.php?f=10&t=307
[窓の森]
http://forum.glarysoft.com/viewtopic.php?f=10&t=307
ただ、実際にこれといった実害はなく、もし見つかったとしても
ソフトウェア自体をアンインストールすれば削除されるので
Delphi を使用していないユーザは、あまり心配する必要はないと
思われます(セキュリティ関連の情報では、危険度は低、または殆ど
影響なしと判断されているとのことです)
ただ、Delphi で開発されたツールを多く使用している場合は
アンチウイルスを最新の定義にして、定期的にスキャンを実行
することをお勧めします。
また何か分かったら追記します。
[ 追記 : 08/26 PM 16:4X ]
Win32.Induc.a 専用のクリーナーを見つけました。
http://www.gsa-online.de/eng/delphi_induc_cleaner.html
スキャンする前に、他の常駐アンチウイルスプログラムを終了
しておく必要があるようなので、使用する時は、ネット接続を
切断してから行った方がいいかもしれません。
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